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自宅でできる!
口臭チェック&対策ガイド

人と会話をしていて気になるのが口臭ではないでしょうか?
とはいえ「口が臭いだけで歯医者に行くのは気が引ける…」と悩んでいる方も少なくありません。

結論から言うと、口臭チェックは自分で行う方法がいくつかあり、歯科医院に行かずに改善するケースもあります。

そこで今回は、口臭セルフチェックの方法を紹介していきます。

さらに、本記事は口臭対策の方法も合わせて解説。口臭を改善して、笑顔で会話を楽しみたい方は是非、参考にしてください。

口臭を自分でチェックする方法

口臭を自分でチェックするには、主に次の5つの方法があります。

01袋に息を吐く

ビニール袋の中に自分の息を「フー」と入れて、鼻で嗅ぎます。袋の中に息を閉じ込めることで、自分の口の臭いがわかりやすいでしょう。

02虫歯や歯周病がないか確認する

虫歯や歯周病といった病気が、口臭の原因になります。鏡で虫歯や歯周病の有無を確認しましょう。虫歯の場合は、黒くなっている部分や穴が空いているところがないかを見ます。 歯周病の場合には、歯茎が赤く腫れていないかを確認しましょう。ただ、虫歯や歯周病は、見る角度や検査をしないと確認できないことがあります。 しっかりと口の状態を把握したい時には、歯科医院で診てもらうのがおすすめです。

03舌を確認する

舌に舌苔(ぜったい)が多く付いていると嫌な臭いがしやすいです。舌苔とは、舌の上についている白っぽい汚れのことで、粘膜の上皮が剥がれ落ちたカスや食べカスが固まってできています。 厚みのある舌苔は、細菌や食べかすが多く溜まってる状態のため、放置していると嫌な臭いが発生する傾向があります。舌全体が白色や黄色になっていないかを確認しましょう。

04デンタルフロスや歯間ブラシで確認する

歯に付いている白っぽい汚れを歯垢(しこう)と言います。歯垢は細菌の塊です。歯垢に存在する細菌が数を増やしながら嫌な臭いのガスを出します。 歯垢が付いたデンタルフロスや歯間ブラシの臭いを嗅いでみましょう。嫌な臭いがする場合には口臭の可能性があります。

05口臭チェッカーを使用する

市販の口臭チェッカーは、簡単に口臭の有無を数値化して測定できるのが魅力です。 ただし、強すぎる口臭には反応しなかったり、測定の仕方によって数値がまばらに表示されたりすることもあります。 口臭チェッカーは自分の口臭を正しく数値化できるものではなく、客観的に口臭の強さを確認するツールとして使うのが良いでしょう。

口臭は自分ではわかりにくいもの

口の臭いを嗅いでみたけど、よくわからなかった…という方もいます。それは嗅覚に同じ臭いをずっと嗅いでいると何も感じなくなる特性があり、臭いに慣れてしまうためです。 特に鼻と口は繋がっています。常に鼻で口臭を嗅いでいることになり、自分で口臭を嗅いでもよくわからないという結果になりやすいのです。 この場合には一度、別の物の臭いを嗅いで嗅覚をリセットします。嗅覚のリセット後、改めてビニール袋の中の臭いを嗅いでみると、口臭を感じやすいです。

口臭の「4つの原因」

そもそも口臭は、少なからず誰にでもあるものです。しかし、嫌な口臭を感じるのは主に次の4つが原因です。

01虫歯や歯周病

口の中にはさまざまな細菌が存在しますが、虫歯や歯周病を発症させる悪玉菌が増えると口臭も酷くなりやすいです。 例えば、歯周病菌は数を増やしていくと同時に揮発性硫化化合物といったガスを出します。このガスは卵が腐ったような臭いや生ゴミのような臭いがするため、口臭が酷くなったと感じやすいです。 また、虫歯菌は酸を出して歯に穴を開けていきます。穴があいた部分に歯垢や食べかすが溜まることで、腐ったような臭いが出るようになるのです。

02食べ物

臭いの強い食材を食べると、口臭がきつくなることがあります。臭いの強い代表的な食べ物は、ニンニクやニラ、乳製品などです。 ニンニクやニラに含まれているアリシンという成分が独特の刺激臭を発生させます。また、乳製品に含まれているタンパク質が細菌を活発にして、口臭がきつくなりやすいです。 しかし、食べ物の口臭は一時的で、時間の経過と共に自然と消えていきます。

03口の中が乾燥している

通常は唾液で口の中が潤っていますが、過剰なストレス妊娠中のホルモンバランスの変化服用している薬などによって唾液の出る量が少なくなることがあります。 唾液には、口内を洗浄したり、細菌の繁殖を抑制したりする働きがあります。しかし、唾液が不足すると口内が乾燥した状態になり、細菌が繁殖して口臭を引き起こすのです。

04全身疾患

持病が原因で口臭が起きることがあります。特に、糖尿病や尿毒症、肝癌などの病気の場合には、独特な口臭がするケースが多いです。 例えば、糖尿病は酸っぱいような臭い尿毒症はアンモニアのような刺激臭。持病が原因の口臭は虫歯や歯周病とは違った特有の臭いになり、口臭の変化から全身疾患に気づくこともあります。

口臭予防と対策

口臭の原因に対して適切な対処をすることで、口臭が改善します。ここでは、それぞれの原因に対しての口臭改善方法を解説していきます。

01虫歯や歯周病治療をする

虫歯や歯周病が口臭の原因になる場合には、歯科医院で治療を受けましょう。治療をすることで、細菌の数が減り口臭が改善する効果が期待できます。 また、この時に歯磨きの仕方を歯科医師や歯科衛生士に教えてもらうのがおすすめです。虫歯や歯周病を治療しても、歯磨きがしっかりできていないと口臭が再発します。 自分に合った歯磨きのやり方を身につけることで、口臭予防に繋がります。

02舌の歯磨きをする

口臭の原因が舌苔の場合には、舌ブラシで歯磨きをするのがおすすめです。ただし、汚れを取ろうと舌に強く擦り付けたり何度も舌ブラシを使ったりと、間違ったやり方を行うと逆に口臭が酷くなることがあります。 舌磨きをする際には、歯科医師や歯科衛生士の指示を守り、正しく行ってください。

03唾液腺マッサージをする、水分補給をする

主な唾液腺は耳の横にある耳下腺(じかせん)や下顎の真下にある(がっかせん)、顎の先にある舌下腺(ぜっかせん)の3つです。 これらの周辺を優しく指圧すると、ジワっと唾液が出てきます。1箇所のマッサージを5回~10回繰り返すことで、唾液の自浄作用の効果が高まり、口臭を防ぎます。

04生活習慣を見直す

生活習慣は身体だけでなく、口の中にも大きく影響を及ぼします。特に過剰なストレスは、自律神経を乱して唾液の分泌量が少なくなるため、口臭が強くなりやすいです。 十分な睡眠や食事のバランスなど、生活習慣を見直すと口臭が改善することがあります。

口臭にガムやタブレットの効果はあるの?

市販で販売されているガムにはミントといった香料が使われていて、口内を爽やかにしてくれますが、口臭を無くすことはできません。 しかし、ガムを噛むことで唾液の出る量が増えるため、口内が潤います。その結果、唾液の働きも活発になり、口臭の改善に繋がります。 また、近年はプロバイオティクスを使って、口臭改善を行う歯科医院も増えています。プロバイオティクスとは、人間の身体に良い影響をもたらす生きた菌のことです。 プロバイオティクスには、ビフィズス菌や乳酸菌など、さまざまな種類の菌があります。適切な種類のプロバイオティクスを使用することで、口内の細菌のバランスを整えられるため、口臭を改善する効果が期待できます。

口臭が気になる時には歯科医院で診てもらいましょう

口臭は、誰でもあるもので完全に無臭にするのは難しいです。しかし、口臭の原因を特定して適切な対処をすると口臭は改善します。 今回紹介したセルフチェックの方法で口臭が気になった場合には、歯科医院で診てもらうと、より安心です。

この記事を書いた人

歯科衛生士 帆保智子(ほぼともこ)
帆保智子(ほぼともこ) 歯科衛生士

歯科衛生士歴10年以上。現在は、歯科衛生士の資格と自身の経験を活かして、 ライターや監修者として活動中。「専門用語の多い歯科医療をわかりやすく」をモットーに執筆している。

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